読むだけで点数計算が覚えられる
これはまず4pがアンコということに気づいてないとテンパネに意識がいかないですね。
白ツモの場合は
4pアンコ4、白アンコ8、ツモ2 計14ですから1000-2000ではなくリーチ ツモ 白の1300-2600となります。
2sツモの場合
4pアンコ4、2sアンコ4、白アタマ2、ツモ2
計12でこちらもテンパネ。役はリーチツモしかありませんので700-1300ですね。
シャンポン待ちの
「テンパネ面で」のポイントは
1.ツモるとアンコになる(4または8)
2.ツモった時にもう一方はアタマになる
3.ツモの2符を忘れない
上の例のように役牌と数牌(タンヤオ牌)
はバラエティーに富んでていちばん勉強になるかと思います。
白をツモると役と8符が付いて、2sをツモると4符と、役はつかないけど白アタマの2符が付く。
7mがアンコなのはお分かりでしょうか。
これは複合形ではありませんね。
67 777 白白 の58m待ちです。
役は混一色のみ。これは南ポン4符 、7mアンコ4符、白アタマ2符ですから10符が確定してます。
ということはロン和了は2000点ですが、ツモれば+12になるので500-1000ではなく700-1300の和了になります。
ちなみに「ポンしてるメンツ」のことは本当は暗刻に対して明刻(ミンコウ)と言います。
南(ミン)カン16
7mアンコ4
白アタマ2
+22になりましたので、ロン和了でも2個テンパネ(50符)の3200となります。
2000→3900→8000(切り上げ満貫)
2600→5200→満貫
3200→6400→満貫
混一色は2翻スタートなので大体このパターンです。
嶺上開花が付きましたので1600-3200の和了になりました。
※これは既に50符が確定していたので問題になりませんでしたが、「嶺上開花の場合はツモ符が付かない」というよく分からない謎ルールが麻雀にはあったりしますので、確認が必要な場合があります。
あんまり気にしなくていいです。
簡単なテンパネで息抜きです。
役はダブ東 赤1 です。何点ですか?
+12。すぐ見つけてください。
ちょっとキツいこと言うと、これが瞬間でテンパネと分かるようにならないと点数計算は永遠にできません。
これが分からないということは、テンパネを考えることを放棄してるのと同じです。覚えようとしてないのです。
ハネてるのはわかるけど何点か分からないというのとは全く違います。
何も考えずに「5800」なら「これ何点になるんでしたっけ?」のほうがいいですね。
まず、字牌のアンコがある時に「テンパネしてないかな?」と思わないうちは絶対に点数計算は覚えません。
字牌のアンコに限らず、まず刻子への意識がないとテンパネを覚えるのは難しい。
テンパネを覚えるイメージとしては、まず刻子のある手では、「複数合わせてでもいいので」8あるかどうかを見つける。
↓
あとは+2が何個か無いかどうか探す。
↓
+10→してない
+1(以上)2→してる
こんな感じです。
逆に言えば+2だけでは6個無いと12にはなりませんから、刻子(ポンやアンコ)の無い手ではテンパネはしないと思っていて大丈夫です。
そのペンチャンや役牌のアタマすらない+0の牌姿がピンフというわけです。
役牌がアタマのピンフ(形)は役牌がアタマだからピンフが付かないということなんですけど、別の言い方をすればあれはアタマの符が付くからピンフじゃないんですよ。
またピンフの話しちゃいましたけど、戻しまして
上の手は8と4があるのでもう12ありますからテンパネしてます。
ハネてるのが分かったら次は点数なんですが、
a.テンパネしてるから40符のいちばん安い2000から
2000→3900→7700 この帯で出す。
b.(1500→2900→)5800がひとつテンパネした7700。
どちらでも覚えやすいほうでいいかとは思いますが、慣れるまではa、慣れたらbが良い気はします。
出ました役牌と数牌のシャンポンです。
南が役なので片アガりではありません。
まずロン和了ですが、MAX8なのでテンパネはありませんよね。8を探してそれ以上あるかどうかを見ます。
刻子(コーツ)の無い手ではテンパネは絶対にしないので、あまり難しく考えない方がいいです。刻子以外の加符は、ツモ符、待ちの符、アタマの符(全て2)しかないので、全部付いてもテンパネには至りません。
東をツモると
南 東 赤の3翻なんですが、テンパネしますので3900より高いな、その上だなということで慣れた人は5200=1300-2600とすぐ出てきます。または1000-2000の上だなと。先程のbの発想ですね。
本来的なロジックはaですから、
テンパネしたので400-700→700-1300→1300-2600の帯の3番目で1300-2600と覚えた方が良いですね。初めは。
5mツモは南 赤 の2翻です。
南ポン4
5mアンコ4
東が「アタマ」になるので2
そして忘れちゃいけないツモ2
計+12なので700-1300の和了になります。
この忘れがちなとこを忘れないためのコツはもう何度も言ってますが8符が見えた時点でテンパネ意識することです。
繰り返しになりますけど、待ちに付く符はペンカンタンキのいずれかですから2、アタマは役牌だとして2、ツモが2。連風牌のアタマを4とするルールだとしても、MAX+8までしかいきませんので、刻子(コーツ)の無い手ではテンパネはしません。
要はポンしてる手、アンコがある手、シャンポン待ちの手。これ以外でテンパネを考える必要は無いということです。
ただし、その前に覚えておかないといけないのが
門前ロン和了は
1300の帯(40符)→5200
門前ツモ和了は
300-500→500-100の帯(30符)→1000-2000
まずこれを覚えて、刻子があったら(8見えたら)テンパネを考える
鳴いてる場合は1000点の帯をデフォに
そこそこ1300の帯にもなる
ピンフとチートイツは符で考えないでパターンで覚える
そして、ドラが3個以上ある時は符はどうでもいい、というのが点数計算です。
シャンポンはツモったらアンコ。絶対に忘れないでください。
これは發しか待ちがありませんね。
7mポンは2符しかないですが、發をツモるとアンコで8、ツモで2。計12です。
テンパネです。
ロン和了3900 デフォ
ツモ和了1300-2600(5200) テンパネ
のテンパイということになります。