読むだけで点数計算が覚えられる
点数計算ができるようになるためは「意識」が必要です。
点数計算をなかなか覚えられないのには簡単な理由があります。
つまらないんですよ(笑)
そしてめんどくさい。 でも誰かがやってくれるから出来なくても遊べる。
麻雀は遊びなんです。遊びの中に仕事があるからみんなやろうとしない。それだけです。
ではどうやって覚えるか。
「麻雀中」に点数計算を覚えようとするから後回しになるわけなので、
麻雀を楽しむ麻雀と、点数計算を覚える麻雀
は別々にやるんです。
それでは始めていきましょう。
点数計算のコツは、和了に対して計算するというより、「聴牌に対して」計算することです。
25m 69-4s全てピンフテンパイの受け入れでしたが、ドラを引きました。
リーチをかけた時点で
リーチ ピンフ ドラ1で 3900が確定します。
ツモると1300-2600。
赤、裏、一発がつけば満貫(切り上げ)
赤ツモ 裏1 、ツモ 裏裏などで跳満というイメージはできてますか?
親です。タンヤオ 赤 ドラの5800です。
現状5mアンコで4、ツモった場合にツモともう1個アンコで6、+10だからちょうどです。
ツモってもテンパネしないので2000オールですね。
オーラスです。
5pを引きましたが、ツモ切りですよね。
形的には89引きでマックス7枚のエントツ待ち(変則三面)へ変化ですけど、9pはありません。8p自体はありますが、36pが2枚切れなので5枚。それでもペンチャンから1枚増えます。
何より6pを引いた場合が大きいです。
3334568p の78p待ちになります。これは現状の7p待ちをキープしながら8の3枚が増えるので取りこぼしてはいけない変化なんですよね。
今待ってる4枚の7pと1枚差の割合で6pを引いてくるわけです。
もうひとつ別の観点でいうと、進んだ巡目で安全な9pを切ってその変化をキャッチすることができる。
ここでテンパネの話になりますが、
仮に4pを切ると3pがアンコになって
+6(西 2pポン) +4(3pアンコ)+2(ペンチャン)
テンパネして2600になるので、
このオーラスが2500点差の2着目だったり3000点差だったりすればそう受けますよね。
「テンパネに取る」というケースも当然出てきます。
發ドラ1で2000点が確定してます。
高目があり、1mが出ればチャンタで3900。
ツモ和了は4mが500-1000、1mは1000-2000。
これ、分かりますよね?
切り上げ満貫を採用していないルール(まさに天鳳)だと、ツモった時点では2000-3900の和了です。裏が乗って5翻なので満貫になりましたが。
鳴いてる牌で既に8符あります。
9pが出れば12になりますからテンパネして1300の和了、4pは4符なので+10符止まりで1000点ということになります。
ツモった場合は4pもアンコで+4なので、どちらも400-700の和了になります。
1mアンコと7pアンコで12符あるので3900ではなく4800ですよね。
なので裏が1枚乗れば9600となります。
また、ツモった場合もテンパネですから、
2000オールの上(符が)の2600オールです。
裏1は満貫、裏2も満貫、3枚乗れば跳満という和了になります。
アガればトップ終了のオーラスです。
ピンフなので9pは1500点、6pはイーペーコーが付きますから2900。
ツモ和了は700オールと1300オールです。
ざっと見てきましたけど、点数計算はまず、確定してる役の翻数を把握しておきます。4翻の和了はピンフツモとチートイツを除けば満貫なので、その場合は増える役だけ考えればいいのですね。
対して満貫にならない可能性が高いものについては「アガった時に」テンパネしそうかどうか、を意識します。
ずっと30符だから何点とか40符だから何点とかやってきましたけど、実戦感覚では何符の和了とかはあんまり考えません(笑)
元々の点数がテンパネしてるかどうか、するかどうかなので。
ひとつハネるか2つハネるか、みたいな。
60符や70符になる時に「70符だから4500」のように考えるのかなと。
ちょっと繰り返しここをやっていきたいと思いますが、簡単なイメージでいうと、
8符見えてる場合は、ツモやカンチャンのほうでアガる等、2符の複合で12以上になるかどうか
ちょうど+10符が確定してる、どこでアガれば+10符か見えてるのであれば「あと2」でテンパネするのが分かる
+12が確定してる。既にテンパネしている。
次のテンパネには符が全然足りないのであまり考える必要が無い
大体こんな感じになります。
この辺はどうしても感覚になってしまうんですが、そのなんとなくな感じを掴んでもらえたらなと思います。