読むだけで点数計算が覚えられる
テンパネが覚えられない。よく聞きます。
確かに面前の60符や副露手の50符は少し難しいかもしれませんが、「ひとつ」テンパネしてるのが「全然」分からないというのは、覚えられないのではなく覚える気があまりないということになります。
+12でハネる。とにかくテンパネを理解するにはこれが大事です。これはハネそうかどうかを意識してるかという話になります。既に+8が確定してるケースは必ずテンパネを意識しましょう。
ツモ 2
役牌アタマ 2
カンチャン待ち・ペンチャン待ち2
あとはこの組み合わせが複数あると12になることが多いのでそこを意識すればいいだけなんです。
+8の字牌アンコがあります。
+2 が2個あれば12です。
この手は14mですが、4mはカンチャンにも取れるのでツモると+4で12になりますから300-500ではなく400-700になります。
これは確定してるのがタンヤオ牌のアンコなので4しかありませんから、ペンチャンをツモっても12に届かないのは明らかなのでロン和了は3900、ツモは2000オール「から」ですよね。
この「明らかに+12に届かない」「テンパネするかな〜」という感覚を持つことがテンパネを覚えるコツなんですけど、その具体的な目安が確定した+8をまず見つけることとなります。
いますね+8が。この時点で「テンパネあるかな?」と思わないとダメです。
待ちは47sですが7sはカンチャンにも取れます。ただ、カンチャンをツモって+12になるだけなので、それ以外はテンパネはしません。
4sツモは2000オール、7sツモは2600オールです。ロン和了はどちらも3900で裏ドラ次第で7700、満貫となっていきます。
アンコは無いですが、ポンポンで+8あるので同じですね。カンチャンで+2。 +10が確定してるということは、ロン5800のこの手はツモれば2600オールになるのです。
こういうのは+8を見つけるどうこうではなくて、「まずテンパネをしてる」けど、「もう一個または2個ハネてるかどうか」をチェックするようなものになります。
テンパネの計算に頭がいって麻雀に支障が出るようならアガってからで全然問題ないです。
コツは同じです。確定してる加符を見ます。
白アンコ 8
南ポン 4
6sミンカン 8
これでピッタリ20
なのでツモらずともタンキ待ち2符で+22。
2つハネて(30符→40→50)4800点です。
こうなると満貫なので符は関係ないんですけど、一応この手は50符4翻なんですよね。
4m アンコ 4
北ポン 4
6pポン 2
ここまでで10です。
タンキ待ちですから計12でテンパネとなり、北ドラ2で5200ですね。
ノベタンはタンキ待ちですから2pは2600、5pは5200で、ツモ和了の場合は700-1300、1300-2600の和了となります。 これはツモの2符が付いて、ということではないのはわかるかと思います。
ありますね4、4の8が。
ツモると10ですがそれまで。
この手はダブ東ドラ1の5800。ツモ和了は2000オールのテンパイとなります。
ざっと見てきましたが全部同じですね。まず確定した8または10を見つけて、「アガった時に」12以上(22以上)になるかどうか。たったそれだけのことなんです。