点数計算の仕組み①
今さらなんですが、最近思ってることを書いてみます。点数計算を覚えるって「あの表」をどう最終的に覚えるかみたいなことなんですよね。
一旦、原点回帰して麻雀の点数がどういう仕組みで「あの表」になってるのかを触れたいと思います。
仕組みを知ることで、覚えるやすくなるのではないかなと。
親でも子でもいいんですけど、2000点ていう点数聞いたことありますよね?
あれ、どうして倍になると3900なんだって思いませんか?
これ実はそもそも2000点ではなく1920点なんですよ。
なので、2倍は1920×2=3840。
切り上げて、3900なんですよ。
では、少し具体的に見ていきましょう。
符計算とか点数計算とか呼び方色々あるんですけど、符計算というのはまず基礎点に加符をし、基本点を出す計算になります。
基礎点とは元々与えられた20点という点数。
麻雀の点数はまずこの20点から始まります。
これに刻子(アンコやポンしたもの)に付く符、アタマに付く符、タンキ・ペンチャン ・カンチャンの待ちに付く符、を加算します。加符と言います。
例えば20 +4+2 =26 みたいな符とすると、切り上げて30点にします。
これがよく言われてる30符というやつです。
つまり、30符とは大元の点数が30点ということです。
その基本点を4倍したものが子の点数、6倍したものが親の点数です。
これらの点数は10点単位なのですが、100点単位に切り上げたものがあの表というわけです。
子は8000 親は12000に達したものを満貫、といいますが、
本来はメンタンピンドラ1もリーヅモドラドラも満貫ではないんです。にもかかわらず「切り上げ満貫」という意味不明な計算が余計に麻雀の点数計算をややこしくしています。
満貫=5飜
跳満=6、7飜
倍満=8、9、10飜
三倍満=11、12飜
3飜もそうですけど、4飜の満貫は「テンパネしてるもの」が満貫になるだけです。親の11600や子の7700は満貫に数百点届いてないわけですから、この点数が本来の点数なわけです。なんのための「満」なのかと(笑)
親の3900オールと11600、子の2000-3900と7700。この4パターンは頻出で、なおかつ数字が近いという理由で 満貫と「同じ点数」にしてしまったのが切り上げ満貫(大体満貫)ということです。