点数計算 普通の手
いよいよですね。
まあ、重要度と言ってしまうと「最終的には全部覚えないとルール知らないのと同じなので話にならない」というのが点数計算なのであれなんですが、明らかに覚えやすいもの、よく出るものはあります。
既に触れたところですが、まず(点数を覚えるのが)簡単な①ピンフと②チートイツを覚える
③「それ以外の手」は上の線で囲ったところを暗記すれば90%点数計算ができてるようなものです。
先にそのあんまり出てこないその10%の覚え方から触れておきます。
60符 80符 100符は30符 40符 50符をそれぞれ倍にします。
鳴いてるタンヤオドラ1で60符あれば、30符1翻2000の倍で3900と計算できます。
これは30符2翻の点数と同じなので1翻アップとかいわれてるわけですね。
たまに幺九牌(19字牌)の暗槓を1翻アップと言ってる人がいるんですが、あまりおすすめできません。ちゃんと足した方がいいです。
20+2≒30とかが20+2+32≒60で倍になってるだけなので、暗槓自体が得点を倍にすると言うのは誤った考えです。
例えば門前で
123p345s 7899m 暗槓9s ドラ1p
9mロン
これは30+32+2符=64符 なので切り上げて70符
元々40符だったものが70符になったものですから1翻アップではないですね。
80符はそうそう出ませんけど、スタートが40符の倍なので
40符の1300→2600→5200(3翻)これが
2600→5200(2翻)となるため、3翻はもう満貫8000なのです。
で、テストにしか出てこない90符と110符ですけど…実際30年近く麻雀やってますけど、110符は遭遇したことすらないですし、字一色チートイツレベルなんでは(笑)
計算方法は案外簡単で「50符」にそれぞれ40符、60符を足すだけでOKです。
90符2翻をアガった場合は50符2翻と40符2翻を2つまとめてアガったと思えばいいです(テキトー)
これ以外の足し算をすると端数が出ておかしくなるのでやめましょう。
上の表で言うと、鳴いてる手はテンパネしてなければ出てもツモっても30符の列の点数となります。これはピンフのロン和了と同じなのですぐ覚えられるかと思います。
1000→2000→3900→8000(切上げで覚える)
これはツモだと
300-500→500-1000→1000-2000→2000-4000ですね。
符のところで話しましたけど、本来30符は10点単位の基本点240点をベースに
子のロン和了
240×4=960≒1000
子のツモ和了
子の支払い 240ずつ ≒300
親の支払い 240×2=480≒500
親のロン和了
240×6=1440≒1500
親のツモ和了 240×2=480 ずつ≒500
という掛け算の仕組みになってるので、割り切れない問題は出てこないんですが、実際に切上げた点数を割る時には100を足すことで簡単に出ます。
要はツモったことによってロン和了より収入が減ることはないのですね。
大雑把に言えば、
門前の場合は「ツモという役」が付くのでツモると結構高くなる
鳴いてる場合はツモってもツモ符が付くだけなので値段はほとんど変わらない。と考えていいでしょう。